ED改善

 

EDとは?

 

EDという言葉を聞いたことがないという人はほとんどいないと思いますが、ではEDについて本当に正しい理解を持っているでしょうか?EDについて偏った知識を持っていることが、EDの治療から遠ざけているという面は少なからずありますので、まずはEDの正しい定義・知識について抑えておきましょう。

 

EDとは、決して全く勃起しないことのみを指す言葉ではありません。例えば、若い頃に比べて完全に勃起するまでに時間がかかる・勃起の持続力が衰えたなどはEDの範疇に含まれます。他には、性行為中に萎えてしまう(いわゆる中折れ)、体調や疲労によって勃起しない日がある、なども含みます。

 

こう列挙してみると、「そんなの多かれ少なかれ誰にでもあるじゃないか」と反論の声を上げる人がいるかもしれません。そうです、EDとは非常に身近な問題であり、上記の何らかの勃起障害は、40代以降の実に半数が抱えているというデータがあります。また、EDは加齢による老化現象としても引き起こされますが、現代では喫煙やストレスなどEDを進行させる数々の要因もあり、EDの低年齢化も進んでいます。

 

勃起不全・EDは恥ずべきことで男の名折れ……そういった考えを持ち治療の機会から遠ざかって、本来享受できるはずの幸せからも離れていってしまうのはとても不幸なことです。中年期以降は誰にでも起こるよくある健康問題の一つとして気軽に治療を行うことが、後の生活品質を高めるカギとなるでしょう。

 

EDになる原因

 

現在、EDには主な原因によって二つのタイプに大別されています。一昔前までは身体的な問題に起因する「器質性ED」だけについて考えられてきましたが、最近ではむしろ「心因性ED」の方が発生頻度が高く問題視されるようになってきています。

 

●器質性ED
その名の通り、身体的な問題によって発生するEDです。老化によるEDといった場合は大抵こちらのことを指し、歳を重ねるにつれ発生率が高まっていきます。例えば、歳を取るとどうしても長い間血液が流れ続けた血管が劣化していき、細い血管が詰まったりすることが起きます。男性器は大量の毛細血管によって血液が供給されており、男性器内の海綿体が充血することで勃起が起こるなど、男性器の働きは正常な血流によってもたらされているため、血管の劣化は器質性EDの最大の原因と考えられています。他にも、前立腺肥大症など前立腺の問題も器質性EDの原因としてよくあるものです。

 

●心因性ED
こちらは主にストレスによってもたらされるEDです。セックス中の失敗やプレッシャーなどによるEDももちろん含みますが、セックスとは全く関係ない仕事や日常生活におけるストレスもEDの原因になり、ストレス社会といわれる現代日本においては、心因性EDの発症者数が急激に増加しています。心因性EDは単に病院で治療を受けたり薬を飲んだりすればいいわけではなく、予防と改善にはパートナーの協力が必要不可欠と言えるでしょう。

 

ED改善にED治療薬を使うべき?

 

EDの中にはどうしても個人的な対策・取り組みでは改善できないものも少なからずあります。そのような場合には、治療薬を用いてED対策を行うことになります。もともとEDの原因が外的要因に強く起因すると広く知られていないころは薬によるED対策が基本であり、その歴史は意外と古いものです。したがって多くの人が想像するよりは、副作用や禁忌事項なども解明されていわゆる枯れている分だけ安全とも言えます。とはいえ、欠点や副作用が存在することも確かですので、治療薬を選択するかどうかは熟考が必要です。

 

実際に現在用いられている治療薬は、バイアグラ・レビトラ・シアリスの3種類とそれぞれのジェネリック医薬品となります。ジェネリック医薬品とは特許の切れた先発医薬品と同じ成分を配合して作られた、いわばコピーのような医薬品です。つまり成分やその作用で分けると、前述の3種類の先発医薬品のどれかに該当するというわけです。どれも実績ある薬ですが、特徴や欠点などはそれぞれ異なり、体質や薬の飲み合わせによっては危険な薬も存在します。また先発医薬品に比べてジェネリック医薬品を選択するリスクも存在しないわけではありません。なかなかややこしい問題ではありますが、歴史があるとはいえED治療薬というのはやや強い薬ですので、その内容をしっかり知り最適な薬を選択した上で治療を開始すべきなのです。では、具体的なED治療薬について学んでいきましょう。

 

ED改善に始めるならまずはサプリメントから

 

EDの主な原因を列挙してみると、生活習慣や生活環境に起因するものが多くあることに気づくと思います。逆に言うと、多くのEDは生活習慣の改善などによって個人で手軽に対策が行えるということにもなります。そこで、薬などに頼らず手軽にED対策の第一歩を始めるために、役立つサプリメントや精力剤について考えてみましょう。

 

加齢に伴って発症率が高まるのがEDであり、その本質は老化であるわけですから、体に失われた精力を補うというアプローチは全ての基本となります。栄養補給のためのグッズとしてコンビニで100円台で買える栄養ドリンクから、生薬をふんだんに用いた高価な精力剤まで多種多様なものが存在していますが、効果の差はあれどれも有用なものです。100円台の栄養ドリンクにも、体の健康バランスを整えるのに欠かせないタウリンなどの重要な栄養素を多く含むものがあるため、意外と侮れません。また、高価な精力剤は昔から長らく精力の衰えを感じる男性に愛用されてきた生薬を用いているため実績十分で、歴史に裏打ちされた価値があると言っていいでしょう。いずれも精力減退の解消やEDの予防に役立つはずです。

 

もちろん、ED対策は栄養摂取によって精力を増強すればいいというものではありません。しかし中年期以降は、十分に栄養を摂取しているつもりでも必要な栄養素の抜けが目立ってくるのが現実ですので、対策の第一歩として栄養補給を行うのはおすすめできます。

 

ED改善に良い食べ物とそのサプリメント成分

 

ED対策には生活習慣の改善が不可欠であり、生活習慣の中で特に影響の大きい習慣が食にまつわるものです。ですから、ED対策を行うならば食事に気をつけることは必須と言えます。ただ健康的な食事を行うといっても具体的にどうすればいいのかわからないという人も多いでしょう。そこで、おすすめの食品を挙げてみたいと思います。

 

●牡蠣
男性機能と関連が深く、男性向けサプリメントにも素材としてよく用いられている牡蠣。牡蠣には男性機能に重要な栄養素が幅広く含まれている、男性にとって都合のいい食材とさえ言えます。セックスミネラルとも呼ばれる亜鉛や、各種アミノ酸・タウリンなどがバランス良く含まれています。

 

●にんにく
にんにくもまた精力増強のイメージが強い食材です。にんにくはエネルギーの代謝に必要なビタミンB群をかなり多く含むほか、疲労回復に役立つアリシン・スコルジニンなどの特有の栄養素も含むため、ED対策に限らず体力減退が気になる人に役立つ食材です。

 

また、サプリメントから特定の栄養素を摂取するのも手軽でおすすめです。サプリメントとしては牡蠣に含まれる亜鉛やアルギニン、また滋養強壮に効果絶大な生薬として有名なマカなどが特に高い効果を期待できるでしょう。ただし食品もサプリメントも、あくまで足りないものを必要な分補うというアプローチになります。たくさん食べたり飲んだりしたからその分の効果を得られるというものではありませんので、気をつけてください。

 

ED改善のために見直したい生活習慣

 

ED対策を考える際に、必要な栄養補給と平行して考えなければならないのが生活習慣の改善です。そもそも生活習慣病そのものがEDをもたらす大きな原因たり得るのですから、生活習慣の改善は必須と言えます。では、具体的に何をすればいいのかを考えてみましょう。

 

まず、バランスの良い食事を心がけることはやはり不可欠です。脂質過剰・カロリー過剰な食生活を続けるとやがて必ず血管の劣化が進み、動脈硬化とともにEDも進行することとなります。カロリーや脂質を制限することはもちろん、食物繊維を十分に摂取して脂質などの吸収率を抑えるなどの工夫も必要になってくるでしょう。また、どうしても肉類をしっかり食べたいという人は、赤身の肉を積極的に取り入れてみるのはいかがでしょうか。鶏の胸肉は、皮を取り除けば100gあたり脂質1.5gと非常に低脂質で、これをメインに据えれば脂質もカロリーも大きく削減できます。鶏胸などの赤身は毛嫌いする人も多いですが、調理法を誤らず硬くしないように加熱すればおいしく食べられるものです。

 

また、運動もやはり重要です。日常的な運動はカロリーを消費するという面でも重要ですが、それだけでなく全身の血流量を増やしてやるという意味でも特にED対策に重要なポイントとなります。運動といっても特にスポーツなどをする必要はなく、通勤や買い物などでできるだけ歩く時間を作るという程度で十分です。

 

最後に、健康を乱す嗜好品は可能な限りやめるべきです。具体的には一にも二にも禁煙で、たばこの有害物質は血管を収縮させる作用が強いため、特にEDの大きな原因となります。短期的にも長期的にもEDの原因になりますから、たばこは真っ先にやめる努力をしましょう。

 

EDと勃起不全

 

「勃起不全」は男性にとって重大な問題であり重い言葉でもあります。従来では勃起不全というといかにも男性としての役割を果たせないといった侮辱的な意味合いを含む言葉として使われており、現在では純粋に治療が必要な健康問題であると認知してもらうために「ED」へと言い換えが進められています。ただ、使われる言葉は何であれ、勃起不全がさほど珍しいものではなく誰のみにも降りかかりうるもの・男性としての生活の質に影響を与えるもの、治療によって改善が可能であること、という事実を認識し冷静な対処が求められます。特に結婚後はパートナーとの円滑なコミュニケーションが幸せな生活を築く上で重要な意味を持つことは言うまでもありません。そして性生活が夫婦間コミュニケーションの大きな部分を占めることもまた当然です。そこで、いつまでも幸せな生活を送るために、勃起不全の予防・改善に目を向けてみましょう。

 

勃起不全というと完全に勃起しない状態をイメージするかもしれませんが、実際にはより広い意味を含む言葉で、疲労や健康状態によって一時的に勃起しにくい状態となることなども含みます。歳だから・仕事で疲れてるからなどと勃起しにくいことの言い訳をしてしまいがちですが、そういった状況下で十分な勃起力を保つこともまた、勃起不全の治療がカバーする範囲であります。したがって、勃起不全の治療・改善が必要な人は実際のところかなり多いものです。